【クライミング パラクライミング】パラクライミングの小林幸一郎選手のムーブが参考になる
2016年IFSC世界選手権で、パラクライミング視覚障害者B1の部チャンピオンに輝いた、小林幸一郎選手の動画が参考になるので紹介します。特に、クライミングの基本を学ぶ時にとても参考になります。
IFSC World Championships Paris 2016 - Finals - Men Bouldering & Paraclimbing B1
決勝ルート、長く続く強傾斜を見事クリアしています。トップホールド惜しかったですね。遠いホールドでしたし、保持できる場所が内側にあるポケットは、探るのが難しいのでしょうか。
参考になると思うところ
色々あるのですが、特筆すると下の点かと思います。
・丁寧な静的ムーブの組み立て
・腕に負荷をかけない姿勢の組み立て
・未知のホールドを探る時の姿勢のロック
・通常時と、腕に負荷がかかっているときのペース配分
どの辺が違うのか予想してみた
私自身パラクライミングについては無知ですので、動画から勝手に想像します。視覚障害の部では、下からホールド位置のアドバイスを受けてホールドを探しつつ登っているので、下の点が特に重要だと予想します。
・静的ムーブで確実にホールドをとらえる技術
・力を温存するための丁寧なムーブの組み立て
・長時間のクライミングに耐えられるレスト技術
・指示を出す人の技量と、息が合っているかどうか
必然的に、ムーブが丁寧になるのでしょうね。
小林選手は、柔軟性、体幹の強さ、ホールドを探す時の姿勢の安定度が他の選手と比べてもピカイチですね。足が全然切れないです。
フィジカルの強さなどは、参考にしようとしてもすぐにできる訳が無いですが、クライミングの基本の部分がしっかり勉強できると思います。