ボルダリング好きエンジニアの雑記帳

クライミング、ボルダリング、モノづくりについて情報が少ないなーと思った事を書いていきます。

ベルクロやレースアップのシューズをあえてゆるめて使いこなす 【ボルダリング クライミングシューズ】

レースアップや2本・3本ベルクロのシューズは、締め具合を調整しやすいのが良いですよね。しっかり固定できます。

しかし、ベルクロやレースの調整自由度は、きっちり締める時だけ使うのではもったいないです。うまく緩めることも利用すると使い方の幅が広がると思いますので紹介します。

 

立ち込む時は全部きっちり締める

これが基本ですね。

きっちり締めることで拘束を強くし、足と 靴を合わせた剛性を高める事ができます。

 

廃盤になってしまった、アナサジアローヘッドです。1枚目はきつめに締めて履いた状態。2枚目はその状態でつま先を限界まで反らせた物です。

 

比較的柔らかいシューズですが、立ちこむために買ったので、つま先の拘束はそこそこきつめで、反らしてもフラットの状態に近いところまでしかいきません。

 

スメアで乗るとき、トゥフックしたい時に緩める

 

スリッパや1本ベルクロの良さは、スメアやトゥフックをする時に、足の拘束が緩いため、つま先を反らせやすいという良さがあります。

でも、ベルクロもレースアップも、緩めれば同じ事ができそうですよね。

 

 

1枚目が、きつめに締めて反らせたもの。2枚目がつま先側のベルクロを緩めて反らせた物です。同じシューズでも、結構反りが大きくなっていることがわかると思います。

これだけ反ると、トゥフックもし易いですね。 

 

足首側のベルクロはヒールフックの時の脱げ防止になるので、こちらを緩めるのはあまりおすすめしませんが、全部緩めるとさらに自由度は高まります。

 

 まとめ

2本締めベルクロの例を挙げましたが、レースアップでもつま先側をゆるめにすると、つま先側の動きの自由度を高める事ができます。

ただし、シャンクが元々硬い靴は、そこまで効果は出ないかもしれません。

ダウントゥシューズを買って、トゥフックがかからなくて困ったり、スメアで足がはじかれた人は、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。